2019-02-25 我が国で何故水が大切と思われないのか? 我が国の年間降雨量は世界平均の2倍以上あり極めて恵まれている。将来飲み水不足の状態になった場合 海水から飲み水を造る海水淡水化をやるのにも日本列島は細長く海岸の近くに多くの人が住んでいるので大変適している。例えば中国で海水淡水化で飲料水を造っても奥地まで配水するだけでも大変である。 かって東京都民が水不足状態になった時のことを想定して東京湾に海水淡水化船を浮かべようかという計画が立てられた。しかし我が国の場合どういう訳かぎりぎりになると雨が降る。そんなことが続き最近では海水淡水化船の話も消えてしまった。我が国の海水淡水化技術は世界トップレベルでこれまでサウジをはじめ多くの実績を持っている。しかし口内での実績は極めて少ない。これまで市水の第1号が沖縄、第2号が福岡市だがともに設置してから雨が降るようになり実際の稼働率はどのくらいに なっていたのか興味深いところである。 このように我が国はあまりにも水に恵まれているため、水のありがたみ、水の本当の大切さが分からないのではないかと思われる。